佐藤のこなみかん

アニメのこなみかんを書いていきます。ほんとにこなみかんです。

鉄腕アトム(1963)をちびちび見てたまに紹介。52話 地球最後のクリスマス (ロボットアニメ要素てんこ盛り回!)

鉄腕アトム(1963)52話 雪ライオンの巻 脚本:鈴木良武(五武冬史) 絵コンテ:山本暎一 放送日:1963年12月24日

今日は待ちに待ったクリスマスイブ。アトム家ではクリスマスイブには毎年特別なクリスマスパーティーが開かれるようだ。それは、いつもはロボット博物館に展示されている、過去に人類に多大に貢献した英雄ロボットにその日1日だけエネルギーを入れ、アトムの家に招待するというもの。アトムとお茶の水博士、ヒゲ親父先生の3人は、ロボット達を迎えに博物館へとやってきた。

続きを読む

2017年にやりたいこと!

今週のお題「2017年にやりたいこと」

 

こんにちは、佐藤です。
ツイッターをみてると皆さん2017年の抱負を掲げていて、僕も2017年の目標とか考えようかなと思ったんですが、一年の目標を持って行きたことが今までないのでどうしたものかよく分からないんですよね。
まぁあまり深く考えずに今年出来たら楽しそうだなと思うことだけ書こうと思いました。
はてなブログ開いたらなんかお題とか表示されたので付けてみてます。)

 

続きを読む

■今の、未来の小中高生に見て欲しいアニメ 第1回「デジモンアドベンチャー」

注意)前置きが果てしなく長いので紹介だけ見たい方は読み飛ばして下さい。

 

こんにちは、佐藤といいます。

突然ですが、この記事を読もうとしてくれてる人は多分皆さんアニメ好きですよね?皆さんは今なんのアニメを見てますか?

僕は今Zガンダム鉄腕アトム(最初のやつ)を見ているところです。どちらもバンダイチャンネルという月額料金の動画配信サービス(バンダイチャンネルは月1080円で見放題対象作品なら見放題)で視聴しています。

最近はこの手の月額見放題の配信サービスが日増しに進歩していて、ひと昔前と違ってアニメを見るのも飛躍的にお手軽かつお安くなりました。人気のガンダム作品であるZガンダムはともかくとしても白黒の鉄腕アトムなんてものがこんなにお手軽に視聴出来ることには本当に時代の進歩を感じます。ちなみに僕はバンダイチャンネルを中心に使っていて、これでガンダム作品や富野作品を順番に見ていきながらたまにDアニメストア(月額400円税抜き)で2000年前半の作品を見ているところです。

で、僕はこの手の見放題動画配信サービスの進歩によって

「自分自身はもうあんまり余暇時間もないけど今の学生とかは凄く楽しそうだなぁ」

と感じていて、今の子たちをちょっと羨ましくも思っていたのですが、最近ツイッターでフォローしているアニメファンの先輩も似たような事を言っていて、「やっぱりそうだよねぇ」と一人でうなずいていました。

ただ、その先輩も「今の子は古い名作もこんだけあって今放送してる作品もこんなにあって、何を見るか悩みそうだよね」という趣旨の発言をしていて、これにも僕はとても同感でした。というのも、僕自身もこの手の配信サイトで何を見たらいいのか分からなくなることが非常に多いからなのです。”ガンダム作品を順番に見る””とか”富野作品を順番に見る”とかなら、もしくはどこかで情報を得ていて見たい作品がもう決まっているのであればただタイトルを検索してクリックすれば再生されるというお手軽さなのですが、”何か見たいが特にこれというものはない”という状態だとこの手の配信サイトは中々難しいと感じています。先ほども言いましたが今僕はガンダム作品と並行してDアニメで2000年前半のアニメを探して見ているのですが、こっちは何を見たものか探すのが本当に悩ましい。サイト内で年代やジャンルで検索してもただタイトルがずらっと並ぶだけでどういうものか分からないし、「○○年代 名作」という風にグーグル検索してもその名作すら多すぎて名作の中からどれを見たらいいのか分からない。名作が多くて困るというのもおかしな話ですが、やっぱり多いと迷ってしまうのが人間というものです。(笑)

それで、僕はそういう時どうしてるのかというと、ツイッターでフォローしてる先輩の方々の話を盗み見して(直接やり取りしたりはほぼしないので…)なにか自分の中でピンと来て「これは見た方がよさそうだな」と感じたものを見ています。人が楽しそうにしてる作品ってやっぱり気になりますし、たまに”これは見とけ”と直接教えてもらえることもあります。見る前は「そんな楽しそうな作品があるのかズルいな」と思いますし、見終わって実際に面白いと「こんな楽しい作品知ってたのかよズルいな」って思っちゃうんですよね。(笑)

そうして2000年前後のアニメ探しを楽しんでるわけなんですが、最近、この楽しさは自分の中で楽しいと同時にどこか懐かしさがあるなと感じるようになっていました。僕は1990年生まれで俗に”ハルヒ世代”と呼ばれる世代だと思われるのですが(この記事書いてる時26歳です)、僕らの高校生くらいの頃はブログ文化が大流行してまして、各々が自分のブログを立ち上げてアニメの感想などを書きなぐっていた時期でした。その時期ブログが大流行したといっても、それ以前から少しずつブログ文化は定着していったものだったので、僕らが入っていく頃にはもう先輩方がアニメの感想をみっちり書き連ねたブログを作り上げていたわけです。その頃は不思議と(今より?)世代を超えた交流が多かったものですから、そこでアニメにおける先輩後輩のような関係が出来ることも多くありました。高校生やらが現実の付き合いで10歳以上上のアニメファンの先輩を持つってあんまりないように思うので、僕らの世代にはブログを通じて先輩オタクに出会って交流して影響を受けたといった人が多かったのではないでしょうか。(多分)

まぁ少なくとも僕はその口でして、その頃に先輩が楽しそうにアニメを語るのを見て「面白そうだから自分もそれ見てみよう」と思って見たものがいくつもあります。そんな経験をしているからか、今ツイッターで先輩の方々の話を見て「そのアニメ楽しそうだな!」と思えると、なんだか当時の感覚が蘇るようでとても楽しい気持ちになりますし、実際に見てみて楽しい作品だととても嬉しい気持ちになります。”何のアニメを見たらいいか分からない”という問題が一つ解消された喜びに加え、インターネットとアニメを通じて人と人との繋がりを感じて、まさに「ワクワクを思い出す」ような感じがするのです。

それで、こういった上の世代から下の世代へ楽しさが伝わっていくのってかなり大切なことだと最近身に染みて思っていたのですが、それと同時に、「僕も受け取ってるだけじゃだめだ、そろそろ伝えられるようにならないとダメだ」と思うようになりました。

僕らハルヒ世代はなんだかアニメにおける世代的なパワーが弱弱しくて、ハルヒより古いアニメのことはあんまり分からないし最近やってる新しいアニメは若い子の方が意欲的だしで、上にも下にもせっつかれてマジで立場が弱いと自分では思っていて、下の世代に発信する立場に回ることは少ないように僕は感じています。(とりあえず僕自身の感覚として)

しかし、新作アニメの製作放送と配信サービスによる旧作の見放題化の同時進行によって本当に大事なものはちゃんと伝えないと埋もれる一方であると最近ようやく気付きました。また、それと同時に「勧められてもどうやって見るんだよ!」といったことが減り、伝えることが出来る土壌がちゃんと作られつつあるとも感じています。

こうした状況の中にあることと、ハルヒから10年を迎えるという時間的な意味を踏まえると、僕らの世代が(というか僕が)弱小でもそろそろ黙っているのも良くないのかなと考えるようになりました。

配信サービスの見放題ラインナップはこれからもどんどん増え続けるでしょうから、サイトに表示されるアニメのタイトルの数はこれからもどんどん増え続けると思います。このご時世データをわざわざ残すだけでもお金と手間がかかると思いますので、残されるタイトルが増えることは誰かがそのコストに見合う価値を信じているというわけで素晴らしいことです。僕がアトムを見れて嬉しかったように、後に誰かの喜びに繋がると思います。でも、それと同時に、新しくアニメを見てみようとする人が「うわなんだこれ、めっちゃあるぞ、どうすりゃいいんだ」ってなった時に、(一応の)先輩としてほんのちょっとでも役に立てるようには僕自身なった方がいいな、なりたいなと思ったわけです。26歳にして(多分人と比べたらかなり遅い)。

というわけで前置きが本当に長くてごめんなさい。下の世代に”これだけは見ても損はさせない、時間有り余って暇すぎたらこれ見とけ”みたいな紹介をこれから僕もしていきたいと思います。これは生きてる限り長々とずっと続けていきたいと思ってます。とりあえず26歳にして第1回目書きます。

(僕の中で)記念すべき第1回目に紹介するのは

デジモンアドベンチャー

です。

 

続きを読む