佐藤のこなみかん

アニメのこなみかんを書いていきます。ほんとにこなみかんです。

鉄腕アトム(1963)紹介 第93話 この写真の男を知ってるか?

鉄腕アトム(1963) 第93話 コバルトの巻 脚本:辻真先 演出:林重行

アトムには、試験用として先に開発された、兄と呼べるロボットがいるらしい。科学省の一斉大掃除により、そんな記録が発見された。

天馬博士によって作り出されたそのロボット「コバルト」は、特殊能力や電子頭脳ではアトムに及ばないものの、力では互角の10万馬力を持っていたようだ。

「会わせて下さい!兄さんはどこにいるんですか?」

お茶の水博士によると、科学省の大掃除の際に、廃棄品と一緒にコバルトも廃棄されてしまったのだという。

アトムは期待に目を輝かせながら、街の廃棄場に行ってみることにした。

この街に、兄がいる。

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バンダイチャンネルの公開視聴機能が終わるらしい

皆さんこんにちは、佐藤です。

いきなりですが、今回はバンダイチャンネル(以下バンチャ)の有料会員のみに許される機能の一つ、「公開視聴」機能についてご紹介します。

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バンダイチャンネルページより)

この機能は簡単に言うとチャットルーム的なものを開設して、再生中の動画を見ながら皆でやんのやんのチャット出来るという機能です。

月額有料会員なら動画再生の際に公開視聴を選べば誰でもすぐに部屋を建てられ、逆に他の人の部屋に入りたいときは公開視聴中の部屋一覧ページから部屋を選ぶだけですぐ部屋に入って動画とチャットを行えます。

パッと見では少人数のニコ生アニメ視聴のようで楽しそうなこのチャットサービス。実際のところどうなのか。僕も少しだけ使ってみたので、その感想を紹介したいと思います。以下はあくまで僕の個人の感想です。

 

 

1.まずそのアニメを視聴済みじゃないと厳しい

部屋主が丁度1話から再生し始めるところにたまたま居合わせれば話は別ですが、基本的には部屋主もずっと再生中状態なので、再生中の作品のどの話に飛び込んでもついていけなければ楽しめません。なので、まず未視聴のアニメに飛び込むのは実質的にはかなり厳しいです。(意外と飛び込めば歓迎されるかもしれませんが、かなり博打アクションなことは否めません。)

知ってる作品の多い人ほど入れる部屋が増えるので、この時点でアニメ歴の長い人向けのサービスといえます。バンチャには懐かしの掲示板(?)のような、会員同士が交流するスペースなどもないので初心者はどうしようもありません。猛者じゃないとバンチャでは生き残れないのです。僕みたいなちんちくりんはこの時点で大体部屋に入るのを諦めそうです。

2.部屋の中の様子がほぼ分からない

お、この作品は見たことある~

というものが公開されていたとしてもまだ油断は出来ません。何せ、部屋の外から見えるのは、

「再生中の作品名と話数」

「部屋主の名前と部屋にいる合計人数」

「部屋名」

だけです。ひと昔前の携帯ゲームのネット通信の部屋みたいです。

その部屋に部屋主一人だけだった場合、その人がガチ考察勢なのか、ゆるふわおっとりな人なのか、沈黙おkなのかどんどんチャットしたい人なのかは入ってみるまで分かりません。部屋主のプロフィールなども表示できないので、マジでどんな人なのか外からは入ってみないと分かりません。

この辺のドキドキ感はひと昔前のネット文化みたいで楽しい部分もありますが、やはり時代錯誤なのでは…?という感が強いです。

あと部屋に2人以上いたとして、その部屋でどんなチャットが繰り広げられているのかも何も見れません。ていうかその部屋の発言数すらも何も見れません。ニコ生みたいに外からチャット見せろよ。

バンチャ、ココロヨワイモノ、シヌ。

タイアタリ、スベシ。

3.部屋に入れてもなんか色々おかしい

いざ勇気をもって部屋に入ったとしてもなかなか大変です。まずやたらと動作が安定しません。バンチャの説明によると部屋主のシークや再生動画変更に自動で他の人も同期するっぽいのですが、僕がやった時は変更が適用されずに部屋主と二人で更新連打する羽目になりました。(結局話数ジャンプが出来ませんでした)

あと、まぁ単純に動画とチャットボックスの二つを表示しないといけないのでノートパソコンの小さい画面だと表示に困るのですが、画面サイズが大中小の3段階でしか変えられないので小回りが効きません。この辺は僕の環境の問題の可能性も高いです。

ついでに言うと、バンダイチャンネルスマホのアプリからでも視聴可能ですが、この公開視聴はスマホのアプリからでは視聴出来ません。

バンチャのアプリがそんなに高性能なわけないだろ!!!!

見放題作品用のアプリだから個別有料の作品とかも表示されないし、エンブレム(ゲームのトロフィーみたいなもん)だってアプリからは見れないんだぞ!!!公開視聴なんか対応してるわけないだろ!

(アプリではなくスマホのブラウザから公開視聴に参加できるかもしれませんが、試すのも面倒です。)

 

 

以上が僕が少しだけバンチャの公開視聴を使ってみた雑感です。

僕が感じたことを多くの人が感じた結果なのか、はたまたこの機能の知名度自体がないのか(公開視聴の部屋一覧ページはかなり目立たない)、この機能を使ってる人はほとんどいません。大体誰もいません。たまーに二人組が一気見に使っているのは見かけて、そういった以心伝心の相方と使うのであればそれなりに便利な機能なのではないかと思われます。

ていうかここまで言って今更言いますけど皆普通に新作アニメやら再放送やら見るのに忙しいですからね。そんな部屋主の気まぐれで開催される公開視聴とかわざわざ見る時間ないでしょう。上のような相方をネットで見つけるにしても、バンチャには掲示板がないのでツイッターなどのSNSで探さないといけないですが、その場合はお互いにバンチャの有料会員でないとダメというのがハードルが高そうです。部屋主が有料会員なら無料会員でも公開視聴見れるとかならもしかして面白いかもと少し思いました。(物凄く悪用されそうですが)

 

さて、そんなバンチャ公開視聴ですが、なんか誰も使ってないのも可哀想?なので僕がアトムを見るときは毎日無駄に公開視聴にしてたのですが(当然誰も来ない)、今日になって公開視聴ページに恐ろしいものが表示されていることに気が付きました。

 

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 そりゃそうだろ!!!!

 

公開機能、君は良い機能であったが、君の運営がいけないのだよ…

 

この機能についてはもはやバンチャ運営から見放されている感が半端なかったので終了自体には特に何の感慨もないのですが、なんか折角ここまでアトムを公開視聴で見てきて、それでサービス終了と共に通常視聴に移るとまるで僕だけバンチャに嫌がらせされたかのようで非常に非常に悔しいので、頑張って3月31日までに公開視聴でアトム見終わりたいと思います。

 まぁ何せもう今の時点でも74話ですからね。全193話なので、残り119話。

 期限まで1か月ちょっとあることを考えれば、余裕すぎて全然問題にならないでしょう。

当分何かやるようなこともないですし、これは約束された勝利のようなものです!

 

 

あっ…

 

果たして公開視聴閉鎖の3/31日正午までに、僕はアトムを完走できるのか…!?

 

鉄腕アトム(1963)をちびちび見てたまに紹介。 68話 誰がために壁は空く

鉄腕アトム(1963) 第68話 時計塔の秘密の巻

暗闇をサーチライトが照らす中、空港に一機の航空機が到着した。夜のフライトを終え、乗客たちは思い思いに席を立っていく。そんな乗客たちの様子を、静かに観察している女がいる。女は写真を手に、二人組の男を探しているようだ。しばらくして、その二人組が機内から現れた。女は近づき語り掛ける。

「テンポ博士ですね?お迎えに参りました。こちらにどうぞ…」

3人を乗せた車は、夜の街を走り抜け、街中の寂れた時計台の前で止まった。近くの住民にはもっぱらお化け屋敷と呼ばれているその不気味な時計台は、10年前までは時計博物館だったようだ。中では無数の時計が、それぞれ止まった世界の時間を示し続けている。

3人は時計台の中に大型の望遠鏡を設置し、中を覗き込む。

「フフッ、これはいい。我々のために作ってあるようなものだ…」

3人の覗く、その先には、お茶の水博士が長官を務める科学省が悠然とそびえ立っていた。

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